もくじ
わたしの子ども時代
愛知県の海の近くの小さな町で育ちました。
3人きょうだいの一番上。
保育園、小学校低学年の頃はとても大人しく恥ずかしがり屋で友達を作るのがかなり苦手でした。
保育園の頃は、手の甲をつねられたり靴を隠されたり今思えばいじめられやすい子だったと思います。
そんな私も小学校高学年の頃から、友達も出来始めごく普通(?)の子になっていました。
小さい頃の夢は小学校の先生になること。
人の世話をやいたり、何かを教えたりするのが好きでした。
母方の叔母が3人教師をやっていた影響もきっとあります。
英語に興味をもつ
そして短大は、英語科へ。
高校の頃は英語の授業がすごく好きだったというわけではありません。
でもその頃初めてホームステイという言葉を聞き、すごくワクワクしいつか海外に行ってみたいと思っていました。
短大1年の夏休みに、ホームステイプログラムでアメリカのテキサス州、ヒューストンに1ヶ月滞在。
日本から出て、別の世界があることを初めて経験。
短大卒業後、OLになり働いていました。
2年半後、ついに語学留学することに。
当時通っていた英会話教室の先生がカナダ人だったため、カナダの西海岸ヴィクトリアを行き先に選びました。
カナダとのご縁の始まり
この時たまたまカナダ行きを選んだことが、今思えばわたしの人生に大きな影響を与えたことになります。
でも当時はもちろんそんなこと全然分かりませんでした。
両親は年頃の娘を海外に出すことに反対でしたが、カナダから帰り次第お見合いして結婚するということを条件に、出かけて行きます。
今から思えばえっ!いう感じですが、田舎に住んでいたわたしの家族。ごく普通の話でした。
そして1年半の語学留学後、約束通りお見合いをしていた私ですが現在の夫と友達の紹介で知り合い、結婚することに。
もちろん両親、周りの総反対に合いましたが。
愛知に住んで子供も2人生まれましたが、2006年に夫の出身地のカナダ東部に引っ越してきました。
当時子供たち、6才、9才そしてネコも2匹連れてきました。
挫折感、そして必死に何とかしようとしてた頃
最初は張り切ってカナダにやってきたものの、慣れない生活、そして子供たちが思春期に入った頃かなりひどい反抗期を経験して母親として何とも言えない挫折感を味わいました。
子供たちたちと話をすれば言い合い、他にも上手くいかないことなどもありました。
いつも不満を抱えて少しのことでイライラして自分でも心の中にいつ時限爆弾を抱えてるみたいだと思ってました。
一番ひどい時は何度かカウンセリングに通い、どうにか落ち着きたいと必死。
でも一生懸命になればなるほど、空回りでイライラはずっと続いていました。
そして自分を変えたいと思うように。
英語、そして日本語で自己啓発の本を読み始め、色々な物の見方があるという事がわかりました。(以前から知識として知っていたのに実践に移していなかっただけですが)
カナダに住んでいたことも一役買いました。
いろいろな国から来ているさまざまなな考えを持った人たちと日常生活で触れ合わなければならないという状況にあったからです。
それまでは、カナダで特に友だちも作らず、自分で問題を解決しようとしてイライラすることが多くありました。
この頃から、気の合う人たちも何人か周りにいることが分かりわたしの世界が広がり始めました。
知り合いに悩みの相談をされることも。
それまでは日本人だから、あまりカナダのことは分からないしと今思えばやや下向きな毎日を送っていました。
いろいろな人種の人が様々なバックグランドをもって、ここカナダで生活しています。
日本から来ました!と自己紹介をすると何度、“ Welcome To Canada ?? “ と言われたことか!
大自然を抱えたカナダ、優しくてたくましいカナダ人たち。
この15年間教えられたことはどれだけあるか分かりません。
今のわたしと、これからのゴール!
自分のやりかたにこだわるのもいいけれど、周りを眺めて当たり前を変えてみよう!
こういうふうに思える様に、反抗して結果として私を鍛えてくれたくれた(?)子どもたちとここで知り合いいろんな生き方を見せてくれたカナダの人たちに今となっては感謝しかありません。
現在はカナダの働くママ達をサポート、1〜3歳児を数人毎日自宅で預かり一緒に遊ぶデイケアの仕事をしています。
この小さなモンスター達に連日癒されています。
毎日ふれあう、デイケアの子供たちのママやパパ。
必死に子育ての毎日、少し前の自分が重なります。
カナダ生活も16年目になりここを”Home”と呼べるようになってきました。
カナダの首都オタワからカナダについて学んだり、疑問に思ったり、経験したこと、気がついたことをわたしの視点から楽しみながら発信していきます!
いつかカナダに旅行したい、留学したい、移住したい、カナダ人の知り合いがいる、ただカナダに興味がある、英語の勉強中、または以前カナダを訪ねて懐かしい、などと思ってみえる方達がみえると思います。
このブログを読んでそんな人たちのお役に立てれば、またカナダの知らなかったことを知って楽しんでいただけたらうれしいです。
たくさんの中から、このブログに立ち寄っていただいてどうもありがとうございます。
かな子