わたしが自分の子供たちの名前を考えていたのは約20年くらい前のこと。
カナダではその頃に比べて最近はジェンダーレス/中性的な名前を聞くことが多くなりました。
ジェンダーレス/中性的な名前をつける親たちは、子どもに
- 男らしさとか女らしさを押し付けたくない
- ジェンダーレス/中性的な名前の響きが好き
などいろんな思いが詰まってると思います。
今回は英語で人気のあるジェンダーレス/中性的な名前トップ25を読み方、意味そして起源も含めて紹介します!
もくじ
英語で人気のジェンダーレス/中性的な名前トップ25
それでは英語で人気のジェンダーレス/中性的な名前トップ25紹介!
名前はアルファベット順になっています。
Addison/アディソン
- 意味:Adam (聖書のアダム) の子ども
- 起源:イギリス
- 人気傾向:Addison/アディソンは1990年以前は男の子の名前として使われていた。90年代半ばから女の子の名前としても使われ始め、最も人気のある名前の一つ
Alex/アレックス
- 意味:人類の保護者
- 起源:イギリス、ギリシャ
- 人気傾向:Alex/アレックスは長い間人気のある男の子の名前。女の子の名前としては1995年前後が一番人気があり、その後人気は落ちた
Aubrey/オーブリー
- 意味:高貴な統治者
- 起源:イギリス
- 人気傾向:女の子の名前としては2004年頃から人気急上昇
Avery/エイヴェリー
- 意味:妖精の統治者
- 起源:イギリス、フランス
- 人気傾向:元々名字として使われていたのが、名前として使われるようになった。最近、男の子・女の子両方の名前として毎年人気が上がり続けている
Bailey/ベイリー
- 意味:正義を守る公務員
- 起源:イギリス、フランス
- 人気傾向:男の子・女の子両方ともに人気のピークは1990年代後半。女の子の名前としては人気があるが、男の子の名前としては最近はあまり人気がない
Blair/ブレア
- 意味:野原・草原の子ども
- 起源:イギリス、スコットランド、ゲルマン
- 人気傾向:人気のピーク時は男の子は1953年、女の子は1988年。2018年に女の子の名前でまた人気になる
Brook/ブルック
- 意味:小さな流れ
- 起源:イギリス
- 人気傾向:1990年代の初めに一番人気のピーク、現在は男の子より女の子の名前として使われる方が多い
Charlie/チャーリー
- 意味:自由な人
- 起源:イギリス、ドイツ
- 人気傾向:100年以上、男の子の名前として人気がある。2018年から女の子の名前としても人気が上がり始めた
Dakota/ダコタ
- 意味:友好的、友人
- 起源:ネイティブアメリカン
- 人気傾向:人気のピーク時は男の子は1995年、女の子は2006年。現在も人気がある
Emery/エメリー
- 意味:仕事を支配する人
- 起源:イギリス
- 人気傾向:2000年ころから男の子・女の子両方の名前で人気上昇中で、この傾向はこれからも続くよう。もともと名字として使われていた
Finley/フィンリー
- 意味:英雄
- 起源:アイルランド、ゲルマン
- 人気傾向:2006年から男の子・女の子ともに人気が上がり続けている
Harper/ハーパー
- 意味:ハープ演奏者
- 起源:イギリス
- 人気傾向:最近女の子の名前としてとても人気がある。2015年から上位トップ10に入り続けている。もともと名字として使われていた
Kai/カイ
- 意味:海の、鍵の管理人
- 起源:ハワイ、インド、ドイツ、ウェールズ、日本
- 人気傾向:1980年ころから徐々に人気の上がり続けている名前。最近ではこの名前は急に増えていてこれからもこの傾向が続くといわれている
Karter/カーター
- 意味:商品をカートで運ぶ人
- 起源:イギリス
- 人気傾向:1990年代から男の子・女の子両方の名前として人気がかなり右上がりの名前。これからもトレンドな名前で人気続くこと間違いなし。
Kyrie/キーリー
- 意味:神様
- 起源:ギリシャ
- 人気傾向:2000年ころから人気が上がり始めた。男の子・女の子両方の名前として人気がある
Kennedy/ケネディ
- 意味:ヘルメットをかぶったリーダー
- 起源:スコットランド、アイルランド、ゲルマン
- 人気傾向:1994年以降女の子の名前としてとても人気がある。もともと名字として使われていた
Logan/ローガン
- 意味:野原
- 起源:スコットランド、アイルランド、ゲルマン
- 人気傾向:過去100年以上男の子に人気のある名前。最近は人気急上昇で、2017年にピーク。1988年頃から女の子の名前としても使われ始めた
Morgan/モーガン
- 意味:旅
- 起源:ウェールズ
- 人気傾向:100年以上男の子の名前として人気が高かった。1970年代に女の子の名前として人気が出始めピークは1997年。現在でも男の子・女の子の名前として人気のある名前。もともと名字として使われていた
Parker/パーカー
- 意味:公園の管理人
- 起源:イギリス
- 人気傾向:過去100年以上男の子に人気のある名前。最近は人気急上昇で、2009年にピーク。女の子の名前として1999年ごろから人気が出始め、今でも人気が上がり続けている。もともと名字として使われていた
Peyton/ペイトン
- 意味:兵士の町から
- 起源:イギリス
- 人気傾向:男の子の名前では1989年から毎年人気があり2007年がピーク。1992年から女の子の名前として人気がある
Qinn/クイン
- 意味:リーダー
- 起源:アイルランド、イギリス、ゲルマン
- 人気傾向:女の子の名前として使われるほうが多い。男の子・女の子ともに緩やかに人気が上がり続けている
River/リバー
- 意味:水の流れ
- 起源:イギリス、アメリカ
- 人気傾向:男の子・女の子両方の名前として人気が右上がりの名前。これからもしばらくは人気が上がり続けるという予想が出ている
Rowan/ローワン
- 意味:赤い実のなる木
- 起源:アイルランド、スコットランド、ウェールズ
- 人気傾向:1990年代後半から男の子・女の子両方の名前として人気が毎年右上がりの名前。これからもこのトレンドは続く様子
Sawyer/ソーヤー
- 意味:木を切る人
- 起源:イギリス
- 人気傾向:男の子・女の子両方の名前としておしゃれな名前。1980年ころから男の子・女の子両方の名前として人気が右上がりの名前
Winter/ウィンター
- 意味:冬に生まれた
- 起源:イギリス
- 人気傾向:最近では女の子の名前としてよく使われるようになってきた。これからも人気の高さが続く名前といわれる
子どもにジェンダーレス/中性的な名前をつけたがる有名人
日本でも芸能界の有名人たちは、私たち一般人とライフスタイルが違うことも多くあります。
そして有名人たちはある意味、インフルエンサーなので私たちのライフスタイルにも大きく影響を及ぼします。
インフルエンサーの意味は以下の通りです。
《影響、感化、効果の意》他に影響力のある人やもののこと。特に、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)において他の消費者に大きな影響を与える人。
(引用 小学館 デジタル大辞泉より)
英語での子どもの名前をつけるのに関しては、多くの有名人たちが子どもにジェンダーレス/中性的な名前をつけています。
有名人の多くはLGBTコミュニティのサポーターであることを表明、それも影響しているのかもしれません。
わたしが好きな女優のニコール・キッドマンの2008年に生まれた女の子の名前は「Sunday/サンデー」。
ジュリア・ロバーツの2004年に生まれた女の子の名前は「Hazel/ヘイゼル」。
最近は有名人の間でもこの傾向がもっと増えています。
一般人の名前つけの傾向も、それに倣って増加中。
英語で人気のジェンダーレス/中性的な名前 まとめ
息子が中学校の時、同じクラスに「ライアン」という名前の子がいました。
普通はライアン/Ryanといえば男の子の名前。
そのライアンに初めて会った時「名前から男の子だと思った!」と伝えると、
「そうやってよく言われるけどRyanneと書くの、発音はライアンで一緒だけどね!この名前大~好き!」
と本人はいまいち男女はっきりしないその名前がかなりお気に入りでした。
その時にすごく素敵な名前の付け方だ!と思ったのをよく覚えています。
名前は一生のお友達。
奇抜過ぎず、子どもが大きくなった時気に入ってくれるような名前をつけることができれば理想!
わたしは子ども2人とも名前を聞いたらすぐ性別がわかるような名前をつけました。
もしまた子どもに名前をつけるチャンスがあったら?(もう絶対ないけど、、、)
赤ちゃんに名前をつけるのは一大事!素敵な名前をつけてあげたい!ってもちろん思いますよね。
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気になる方はぜひチェックしてみてくださいくださいね(^^)
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