【カナダ13の州名と特徴】州と準州の違い&州ごとステレオタイプも！

カナダは面積がとても大きな国です。

日本と比べるとどれくらい広いの？

答えはなんと約27倍！

やっぱり世界で2番目に大きいだけのことはある！

そして大きな国であるカナダは13の州に分かれています。（細かく言うと10の州と3つの準州）

今回は全部の州の、

をまとめてみました。

州と準州の違いも付け足しました。

わたしも今回はカナダについて色々と勉強になった！

カナダの州名と特徴

それではまず10の州(プロヴィンス）を、日本に近い西から順番に紹介していきますね！

ブリティッシュ・コロンビア州（British Columbia　略BC)

(引用　CTV News Vancouver)

BCは以前2年間住んだことがあるので、わたしにとってはかなり特別な場所！

カナダの一番西側、国内で唯一太平洋に面した州。カナダの他の州に比べて冬の気候がかなり穏やか。

2010年にバンクーバーで冬季オリンピックが開かれました。

世界中でどこに住んでもいいと言われたら、わたしは間違いなくバンクーバーを選びます！

理由は、

1. 日本に近い
2. 大きなチャイナタウンがある
3. 冬の気候が穏やか
4. 海もあるし冬のスポーツも楽しめる

からです。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Beautiful British Columbia”

これ本当？？

アルバータ州（Alberta)

（引用　Maclean’s)

アルバータ州は油田地帯があるため石油産業が盛ん。

世界的に有名すぎるロッキー山脈もアルバータ州にあるため観光産業も大きな収入源。

あの美しすぎるバンフ、ジャスパー、レイク・ルイーズなどの写真はきっと一度はどこかで見たことがありますよね。

素晴らしい山や湖の風景はカナダの宝ですよね～

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Wild Rose Country”

本当かな？

サスカチュワン州（Saskatchewan)

(引用　Global News)

州の産業は主に農業。

日本へビール用の大麦も栽培し、輸出しています。

州内にウランをはじめいくつかの鉱山もあり。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Land of living skies”

本当かな？

マニトバ州（Manitoba)

(引用　National Geographic)

マニトバ州はカナダのほぼ中心に位置し、全体に「プレーリー」と呼ばれる平坦な土地が広がっています。

マニトバ州の半数以上が住むウィニペグ近郊は夏には暑く、冬には非常に寒いというとても厳しい気候。

農業が中心で観光産業、エネルギー業、石油・鉱業関係が主な収入源。

北の方ではシロクマを見ることができます。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Friendly Manitoba”

本当かな？

オンタリオ州（Ontario)

(引用　Forbes)

カナダの州では一番人口が多い。

カナダで一番大きな都市トロント、連邦政府の首都オタワがあるためオンタリオ州はカナダでの政治・経済の中心地。

五大湖に面して、世界的に有名な観光地「ナイアガラの滝」もあります。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Yours to Discover”

わたしはオンタリオ州に住んでるんですけど、、、

ケベック州（Quebec)

(引用　Office du tourisme de Quebec)

カナダの州の中で、唯一フランス語だけを公用語としている州。

大都市モントリオールとその近郊では英仏バイリンガルがとても多い。

ケベック州はカナダの中で文化や芸術の中心地といわれる。サーカスの域を超えるといわれるシルク・ドゥ・ソレイユもモントリオール発。

食文化では、ケベック州はメープルシロップの原産地で有名です。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Je Me Souviens” (I Remember)

えっ本当？

ニューブランズウィック州（New Brunswick)

(引用　University of New Brunswick)

英語・フランス語を正式に州の公用語にしているカナダで唯一の州。

州の西側はアメリカのメイン州と接する。

住民の多くは第一次産業についています。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→特になし

だそうです？

ノバスコシア州（Nova Scotia)

(引用　Tourism Nova Scotia)

州の三方が大西洋に面し、州内のどの地点からでも67㎞以内で海に出れる。

このため産業では漁業が一番、そして農業も盛ん。

ノバスコシアというのはラテン語で、「新しいスコットランド人の国」という意味です。

州内に2つの世界遺産があるため、観光業も大きな収入源の一つです。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→Canada’s Ocean Playground

プリンスエドワードアイランド州（略　PEI)

(引用　CNN.com)

州自体がセントローレンス湾に浮かぶ一つの島。

カナダの州の中では、面積が一番小さく愛媛県と同じくらいの大きさ。

Prince Edward Island(プリンス・エドワード・アイランド）を略してPEIと呼ばれています。

ここは日本でも有名すぎる「赤毛のアン」の舞台なので、毎年夏には日本から大勢の観光客も訪れます。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→Birth Place of Confederation

本当かな？

ニューファンドランド ラブラドール州（Newfoundland and Labrador)

(引用　National Geographic)

ニューファンドランド島とラブラドール半島から出来ている州。

ラブラドール半島は全般的に寒冷地。

ニューファンドランド島沖は、タラの漁場のため古くからヨーロッパの漁師たちに知られていた。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→特になし

だそうです？

カナダの準州名と特徴

それでは、次はカナダに3つある準州についての説明です。

まずは州と準州の違いから。

カナダ　州と準州の違い

州と準州の大きな違いは、州または準州政府とカナダ連邦政府との関係です。

• 州政府とカナダ連邦政府との関係は対等
• 準州政府はカナダ連邦政府のコントロールの下で自治権のみが与えられている

3つの準州を合わせた土地の広さは国内で40％、そして人口は全体のたった3%！

国のほぼ半分の土地に全人口の３％！

ノースウェスト準州（North West Territory)

(引用　My Yelloknife Now)

イエローナイフは1年間を通してオーロラが見えることで有名。

カナダ国内を始め、世界中から観光客が訪れます。

ノースウェスト準州の公用語は英仏語を含め、11言語。これは多くの先住民が住んでいるためです。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Spectacular Northwest Territories”

ヌナブト準州（Nunavut Territory)

(引用　CBC.ca)

カナダの北部にある多くの湾や島はヌナブト準州に所属。

ここではシロクマが見られます。

人口の約85％が先住民。

1999年に正式にヌナブト準州となりました。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “Explore Canada’s Arctic”

ユーコン準州（Yukon Territory)

西側はアメリカのアラスカ州に接している。

19世紀終わりにゴールドラッシュがありユーコンには多くの人が入植。

州の北部では夏至の日に一晩太陽が沈まない「白夜」を見ることができる。

ユーコン準州の人口の割合は、先住民が25％、白人が70％を占めます。

・車についているナンバープレートの言葉

→　→ “The Klondike”

だそうです？

カナダの州まとめ

カナダは約150年前に連邦政府ができたまだまだ若い国。

今のところ10州＋3準州ですが、状況によっては州や準州の数が変わるかもしれません。

今回はカナダ全州の、

まとめでした。

ステレオタイプですが、半分はジョークだと思ってサラッと流してね！