カナダやアメリカでハロウィンがかなり派手なイベントであることは、よく知られています!
日本でも最近は秋のイベントとしてすっかり定着。
10月に黒とオレンジ色の飾り付けを見たら間違いなくハロウィン関係ですよね!
ハロウィンの日ですが、この日はごく一般の日。
祝日ではないので、大人は仕事そして子供たちは普段通り学校に出かけます。
全くの普段通り?というわけでもなく、この日子供たちはハロウィンコスチュームで学校へ。
もちろん先生たちもコスチュームで生徒たちをお出迎え^^
強制的ではないので、いつも通りの服装の子たちももちろんいますよ。
仕事に行く大人たちもかなりの割合で、仮装して職場出勤!
これももちろん自主的。
スーパーなどに買い物に行くと、従業員の人たちはほとんどが仮装。レジの人たちはほぼ全員!
ハロウィンといえばお菓子がつきもの♪
こんなお祭り騒ぎの10月31日、ハロウィンの当日。
コスチュームを着てウキウキして出かけた子供たちは、ハロウィンのお菓子を学校に持って行くのでしょうか?
学校にお菓子⁇
どうなんでしょうか?
もくじ
お菓子を持っていくカナダの学校

(引用 GOOD NEWS NETWORK)
こんな楽しいハロウィンの日に、もちろん子供たちはカナダではお菓子を学校に持っていきますよ^^仮装してコスチュームを着てもうすでにお祭り騒ぎ!
先生もコスチューム、普段通りの授業はできないような気がします。
当然、お菓子は必要!
日本と違うのは、カナダの子供たちはハロウィン以外の普通の日でもお菓子を学校に持っていくこと。
給食がなく、毎日お弁当持ちの子供たち。
お弁当と一緒にお菓子もセット!
普段から学校にお菓子を持って行く
お菓子は、「snack/スナック」と呼ばれ、放課中に食べることになっています。(授業中は、もちろんダメ!)
日本からカナダの学校に転校してうちの子供たちは、この違いに本当にビックリ仰天!
日本の友達と電話で話すとき、「カナダはお菓子を学校に持っていってもいいんだよ!」といつも自慢してました^^
子供の話によると、みんなが持ってくるのは午前中のスナックはフルーツ類、午後からはクッキーやマフィン類。
ナッツ・フリー/ナッツ類の入ったお菓子は禁止

カナダではほとんど全ての学校で(特に小学校では)ナッツ類の入ったお菓子は持ち込めません。
ピーナツが入っている物を食べたり、ただそれに触ったりするだけで深刻なアレルギー反応を起こす生徒がいるからです。
ピーナツバターサンドイッチはカナダでは、ランチに大人気!
理由は作るのが簡単、栄養満点、美味しい^^
カナダの学校ではこれが残念ながら禁止です。
理由が人の健康に(時には生死に)関わっているのでこれは仕方がないですね。

ピーナツアレルギーがこんなにも深刻なのは、カナダに来るまで知りませんでした。
ハロウィンの日に学校へ持って行くお菓子は?

いつも通りのお菓子でももちろんいいのですが、ハロウィン用のお菓子がいろんなお店で売られています。
黒とオレンジ色のハロウィングッズと一緒に「こんなものまである!」というような楽しくカラフルなお菓子もたくさん見かけます。
ハロウィンの日はお母さんやお父さんが、とてもハロウィンっぽいお菓子を詰めてくれているはず。
だってハロウィン用のコスチュームだってせっかく着ていることだし。
親の中には、ハロウィン用のカップケーキやクッキーを作る人も。
自分の子供のクラスに届けるのです、もちろんクラス全員分。
そして届けられたカップケーキなどはもちろん、みんなでいただきます^^ Happy Halloween!
「ハロウィンパーティー」と名前はついてないものの、この日は「ハロウィンパーティー」に近いですね。
ハロウィンの日に学校に着て行くコスチュームは?

(引用 Today’s Parents)
子供たちは、ハロウィンの夜トリックオアトリートに出かけるコスチュームで学校へ。
親と一緒に自分で選んだコスチュームです。
友達のコスチュームと比べたりしながら、学校でもハロウィンを楽しみます。
ハロウィンのコスチュームの準備
うちの場合は、ハロウィンコスチュームは作っていました。

例として、
- 海賊になると決める
- インターネットでなりたい海賊の服装をチェックする
- リサイクルショップに行く
- 海賊の服装になりそうな、中古の服を選ぶ
- 海賊の帽子や小物は買う
- 買ってきた中古の服を一部切ったり、縫ったりして海賊の服っぽくする
こんな感じでした。あんまり凝ってないですね^^
わたしも息子たちもハロウィンは大好きです。
でも親子でそんなにコスチュームにこだわる方ではなかったので、これくらいですみました。
マリオのキャラクターや、忍者になったり。
どの年も同じパターンでコスチューム作りしてました!
器用で手作りが大好きな親たちは、一目見ただけで手が凝ってる!とわかるコスチュームを子供たちが着ていました。
夜出かけるトリックオアトリートは暗いのであまりわかりません。
でも学校に行くのは昼間なので子供たちがどんなコスチュームを着ているかよくわかりました^^
ハロウィンのコスチュームを選ぶときの注意

ハロウィンだから自分の好きなどんなコスチュームを学校に着ていってもいい?
2017年のハロウィンの前のこと。わたしの住んでいるオンタリオ州のある教育委員会が、親たちにメールを送りました。
内容はハロウィンのコスチュームに関してです。
だいたいこんな感じのことが書いてありました。
一部の人たちが不快な思いをしないように注意しましょう!
チェックリスト
- あなたの子供のコスチュームはステレオタイプを示唆する「テロリスト」や「スラム街の住民」のようなもの?
- そのコスチュームを着るために、肌の色をメークアップで変える必要がある?
- 自分自身の文化以外をコスチュームでほのめかしている?例えば着物(英語でKimono)を着る、頭にターバンを巻く、羽のついた頭飾りをつける
- トランスジェンダーの人たちをからかうようなコスチューム?
- 過去の歴史で悲劇や暴力的なことにつながるコスチューム?例えば奴隷、カウボーイとインディアンのロールプレイなど
親の中ではこれに対して賛成、不賛成の両方に分かれました。子供の楽しみに規制を入れすぎとの声も。
これを機会に子供たちと家でいろいろな文化があり、それを尊重するのが大事なことを話し合うのもいいですね。
学校に着て行くハロウィンのコスチューム、以前と違ってなんでもいいというわけではないです。
わたしは日本人以外の人たちが着物を着ていても、なんとも思いません。
日本の文化が広がってると思いどちらかといえば嬉しいですが^^
カナダの子どもハロウィン事情まとめ
とてもウキウキするハロウィンの一日、あまり羽目を外しすぎず楽しみたいです!
ハロウィンは、子供たちも1年のうちで学校に行くのをすごく楽しみにしている日。
もしかしたら、学校で子供たちの笑顔が一番見える日かもしれません。

- ハロウィンの日に学校にお菓子を持っていく
- カナダでは普段の日でも学校にお菓子を持って行く
- ナッツ類(ピーナツなど)の入ったお菓子は学校へ持って行くのは禁止
- ハロウィンの日は学校にコスチュームで行く
- 学校へ着て行くハロウィンコスチュームの注意事項もある
こちらもカナダのハロウィンレポート記事です。ぜひあわせてお読みください!
カナダの祝日に関しては次の記事をどうぞ!