イギリス代表料理のひとつ、フィッシュアンドチップス。
今回、初めて自宅で作ることにチャレンジ!
さて、結果は?
イギリス発祥のフィッシュアンドチップス。
わたしの住んでるカナダでも、レストランやパブに行けばよくある人気メニューです。
肉か魚かと言われればほぼ魚を選ぶわたし。
レストランで食べるたびに、
「このフィッシュアンドチップス、家で作れるんじゃない?」
と思いながらも食べ終わるといつもすっかり忘れていました(笑)
数日前、たまたまフィッシュアンドチップスと野菜の天ぷらの写真を同じ日に目撃。
こんなふうに思ったら、どうしても作ってみたくなりました。
今回はわたしがカナダで初挑戦してみた【簡単なフィッシュアンドチップスの作り方と感想】を紹介します。
こんな方に向けて記事を書いています。
- フィッシュアンドチップスの簡単な作り方が知りたい
- 家でフィッシュアンドチップスが作れるの?
- 自分で作ってみたいけど、コツとかあるの?
- 家で作ってレストラン代を節約したい
- 新鮮な油で料理したフィッシュアンドチップスが食べたい
もくじ
フィッシュアンドチップスとは?
フィッシュアンドチップスとは?
- 聞いたことがない
- 聞いたことはあるけど、どういう料理なのかはよくわからない
という方のために。
こんな感じの料理です!
フィッシュアンドチップスは一口でいうとイギリス発祥の白身魚のフライとフライドポテト
白身魚を衣をつけて油で揚げて、同じく油で揚げたフライドポテトと一緒に食べます。
イギリスでフィッシュアンドチップスによく使われる魚は、
- cod/たら
- haddock/モンツキダラ
- halibut/オヒョウ
カナダでも同じく上の3種類のどれかが使われています。
1軒目のフィッシュアンドチップスのお店は1860年くらいにロンドンにオープン。
- 安い
- 腹持ちがいい
という理由で、イギリスの労働階級の人たちの間でたちまち大人気となりました。
きちんと座って食べるというよりは、新聞紙に包まれた出来立てのフィッシュアンドチップスをテイクアウトし屋外で食べる。
以前はカジュアルなこんなスタイルでした。
今ではイギリス国内で約8500軒のフィッシュアンドチップスのレストランがあります。
これはイギリス内のハンバーガーのマクドナルドの8倍!
フィッシュアンドチップスの材料と作り方
今回は英語のレシピを利用してみました。
- なるべくイギリスの本場の味に近いフィッシュアンドチップスを作ってみたい!
という理由からです。
わたしはイギリスでフィッシュアンドチップスを食べたことがありません。
というのは、イギリスに行ったことがないからです(笑)
でもこのレシピで大満足!
フィッシュアンドチップスの材料
4人分の材料です。
数字がはんぱなのは、英語のレシピでよく使用されるポンドや北米用の1カップをmlやgに直したせいです。
- 小麦粉 ・・・250ml
- ベーキングパウダー ・・・小さじ1
- 塩 ・・・小さじ1
- ライトビール ・・・310ml(冷やしておく)
- 多少の小麦粉(魚にまぶすため)
- 魚 ・・・約680g
- 揚げるための油
- 大きめの男爵イモ ・・・4個
- 塩 ・・・少々
- 揚げるための油
フィッシュアンドチップスの作り方
それではいよいよ本場イギリスのフィッシュアンドチップスの作り方です。
- 男爵イモはフレンチフライのサイズに合わせて切り、水に浸しておく。
- 水をきり、ペーパータオルで余分な水気をとる。
- 160℃の油で2~3分揚げたあと、チップス(フレンチフライ)をいったん取り出す。
- 油の温度を190℃に上げ、カリカリでキツネ色になるまでもう一度2~3分揚げる。
- 熱いうちに塩を少々かけ、できあがり!
- ペーパータオルで魚の余分な水分をふいておく。
- 魚を4等分に切り、小麦粉をまぶしておく。
- 小麦粉・ベーキングパウダー・塩を大きなボウルに入れる。
- 3によく冷えたビールを加え、スムーズになるまで泡立て器で混ぜ衣を作る。
- 衣に魚をくぐらせる。
- 175~190℃の油で片面それぞれ2~3分キツネ色になるまで揚げる。
これで揚げたての美味しいフィッシュアンドチップスの完成!
家で天ぷらやフライを作ったことがあるなら、全然難しくないと思います。
【フィッシュアンドチップスの作り方のコツ】
- 衣用のビールはキンキンに冷やしておくこと!
- 衣は魚につける直前に作ること!
- 油の温度をレシピ通りにする!
油の温度調整はとても大事なので、わたしは料理温度計を使っています。
これがなかったら、こんなにカラッと揚がってなかったと思う。
揚げ物のときは料理温度計を使うのぜひおすすめです!
フィッシュアンドチップスの食べ方
これはすごく簡単!
- 揚げたてを熱いうちにたべること!
魚には、タルタルソースをつけて食べました。
いつもフィッシュアンドチップスを食べるときはこのパターンだからです。
本場イギリスではタルタルソースの替わりにモルトビネガー(酢の一種)を魚につけることが多いそう。
今回はモルトビネガーは使いませんでした。
これは食べ終わった後にもう一度レシピを見直したときに気がついたからです。
わたしの夫や友人はフライドポテトを食べるとき、ケチャップの替わりに酢をかけます。
見ていると、酢をかけている人結構多いです。
わたしも最近フレンチフライに酢をかけてますが、揚げ物なのにさっぱりして食べやすくなる感じ!
フィッシュアンドチップスにモルトビネガーかけるのも、同じような感覚だと思います。
フィッシュアンドチップスを作った&食べた感想
それではわたしが今回作ってみたフィッシュアンドチップスの一人反省会!
作る前は、正直ちょっと面倒くさいかも?と思っていました。
作った後の感想は「思ったよりずっと簡単にできた!」です。
新しい油で揚げたので、全く揚げ油の匂いがしませんでした。
そして衣が本当にサクサク、これは絶対ビールを入れたせいです。
まとめ
フィッシュアンドチップスをたまに食べるレストランがロックダウンで閉まる。
フィッシュアンドチップスをテイクアウトするのはちょっと、、、
という状況から「やってみようかな?」と思い立った今回のチャレンジ。
- 衣用のビールはキンキンに冷やしておくこと!
- 衣は魚につける直前に作ること!
- 油の温度をレシピ通りにする!
鶏の唐揚げよりずっと簡単!
自宅でできたてのフィッシュアンドチップスを楽しんでみてください!