カナダの消費税は何%払うの?州によって変わる税率と消費税マメ知識

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日本の消費税率が2019年10月1日に8%から10%に上がります。

前回は2014年4月に5%→8%に上がっていて5年ぶりの税率アップ。

 

仕方がないと思っても、税金が上がるのは嬉しいものではありませんよね、、、

 

ところでカナダの消費税はだいたい何%くらいかご存知ですか?なんだか高いというイメージがありますか?

北欧を初めヨーロッパの一部の国では消費税がなんと25%前後です!いくら社会保障が行き届いているとはいえ税金にすごく払うんですねー

一番消費税率が高いのは、ハンガリーで27%!

 

カナダの消費税は少しややこしくなりますが、州によって税率が違います。

例えば私が現在住んでいるオンタリオ州では、消費税は13%。日本の消費税が10%に上がってもまだオンタリオ州の方が税率が上ですね。

 

少しややこしいカナダの消費税について、なるべく分かりやすいように解説していきますね。

 

カナダの消費税の種類

A receipt

カナダの消費税は3種類あり、日本の消費税制度とは違っています。この3種類の消費税の内容とそれぞれの州(Province)の税率を比べてみます。

カナダ GST (Goods and Services Tax/連邦税)

  • カナダの連邦政府による消費税
  • 全ての州と準州で一律5%
  • Tax Returnで還付の対象となる税金
  • 食料品など生活していくのに必要なものやサービスには非課税

カナダ PST (Provincial Sales Tax/州税)

  • それぞれの州(Province)により税率が違う消費税
  • 州によってはこれが課税されないところもある
  • マニトバ州ではRST(Retail Sales Tax)、ケベック州ではQST(Quebec Sales Tax)と呼ばれてる

カナダ HST (Harmonized Sales Tax/連邦税➕州税)

  • GST(連邦税)とPST(州税)を合計した消費税

カナダの州ごとの消費税チャート

税の種類 PST(%) 合計(%)
ブリティシュ・コロンビア GST+PST 7% 12%
アルバータ GST+PST 0% 5%
サスカチュワン GST+PST 6% 11%
マニトバ GST+PST 7% 12%
オンタリオ HST   13%
ニューブランズウィック HST   15%
ケベック GST+PST 9.975% 14.975%
ニューファンドランド&ラブラドル HST   15%
ノバスコシア HST   15%
プリンス・エドワード島 HST   15%

 

カナダの主な都市
バンクーバー、ビクトリアはブリティッシュ・コロンビア州。カルガリー、バンフはアルバータ州。

トロント、オタワはオンタリオ州。モントリオールはケベック州。赤毛のアンのシャーロットタウンはプリンス・エドワード島州にあります。

カナダの消費税がかからない物やサービス

lots of vegetables on the shelf

購入する物またはサービスで消費税がかからないものもあります。ここが日本と少し違うところです。

生活していくのに必要なものやサービスには課税されません。全体的に税率が高いというものの、この非課税制度はすごく助かります。

 

例えば、スーパーで買い物した時。

 

穀物、パン類、野菜、肉類、牛乳関係は課税されません。でもお菓子、コーラなどの炭酸系のジュース、アルコール類は課税。

他には子供服、処方せんで購入する薬、女性の生理用品、電気料金、チャイルドケアなども課税されません。

連邦付加価値税(Goods and Services Tax:GST)
商品とサービスに課される付加価値税で、通常GSTと呼ばれる。現在の税率は5%。「関税制度」の「関税以外の諸税」の項も参照。後述する「統一売上税(HST)」の項で触れる5州では、HSTに含めて徴収されている。
GSTは、カナダで取引されるほとんどの物品とサービスを課税対象としているが、日常生活に密接なものについては、非課税または税率0%が適用される。

税率0%の品目には、基本的な食材(牛乳、パン、野菜など)、農産品(穀物、原毛)、処方箋薬、医療機器(補聴器、人口歯)などがある。
非課税品目には、中古住宅、ヘルスケアや歯科治療サービスの大部分、託児サービスの一部、教育サービス、金融サービスなどの多くが含まれる。

(引用)JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)ホームページより

カナダの消費税マメ知識

a woman doing tax work

カナダの消費税について気をつけたいことをチェックしてみます。

カナダへの旅行者には税金還付あり

下記の条件に合えば宿泊費用の消費税の50%を払い戻しできます

条件

  • 宿泊にかかった費用とサービス(観光バス、通訳、スキーレッスンなど)を含むパッケージツアーを購入、利用している   *宿泊した施設とサービスの料金が込みでなければならない
  • 宿泊費用(列車や船内の宿泊は含まれない)が1泊C$20以上であること
  • ホテルやキャンプ場などの宿泊施設を利用(1ヶ月以内の短期滞在であること)
  • 税抜きでC$200以上かかっていること(非課税対象のサービスや航空券代はこれには含まない)

還付方法

  • 申請用紙はカナダの税務署であるCanada Revenue Agencyでもらうか、ホームページでダウンロードする
  • GST/PST Rebate Application for Tour Packages(申請用紙番号GST115)に記入する
  • レシートと利用したツアーの予定表や宿泊日数などの内容とともに、用紙に記載された住所に郵送。
  • 申請書ダウンロード  Canada Revenue Agency 
CRA tax return paper

カナダの消費税は内税それとも外税?

カナダでは基本的に「外税方式」です。

日本ではていねいに、

  • 商品の値段
  • 商品の値段+税金

の2種類の価格が表示されていることが多いです。

 

カナダでは税抜きの価格表示なので、商品を購入するかどうかはまず消費税を足してから考えます。

わたしの住んでいるオンタリオ州では消費税は13%なので、買い物の時は携帯電話の計算機機能が大活躍!

13%の価格上乗せになるので、思ったよりずいぶん高くてレジで支払いの時にびっくりしたくありませんよね^^

カナダの消費税 まとめ

かなり日本と違うカナダの消費税制度。

 

例えば、旅行でブリティッシュ・コロンビア州(消費税率12%)のバンクーバーとアルバータ州(消費税率5%)のバンフに行きます。

同じような物やお土産を買うなら、アルバータ州で買った方が絶対にいいと思いますよ^^消費税の差が7%もありますね。

 

事前に多少でも情報を知っておけば、こんな感じで得をすることもありますよ。

 

この記事でわかったこと
  • カナダの消費税はGST、 PST、 HSTの3種類ある
  • 州によって消費税率が違う
  • 課税されないものやサービスもある
  • 一定の条件を満たせばカナダへの旅行者には消費税還付あり
  • カナダは日本と違い外税