「あれ、まだ12月じゃないよね?」
まだ11月半ばです、でももうクリスマスツリーがいろいろなところで目につき始めました!
カナダではクリスマスツリーが現れ始めると、もうすっかりクリスマスシーズン^^
ショッピングモールではクリスマス商戦もスタートです!
素敵だなあと思うクリスマスツリーがあると、
- どんなオーナメントが飾ってあるんだろう?
- どんなふうに飾ってあるんだろう?
と観察してしまいます。
日本に住んでいた時、ツリーの飾り方に関してある雑誌に「海外のツリーを参考に」と書いてあったのを覚えています。
- カナダのクリスマスが体験できること
カナダではほとんど、どこの家でも大きなクリスマスツリーを飾ります 。
わたしもたくさんのクリスマスツリーをみる機会がありました。中には本当にウットリするくらい綺麗に飾られたツリーも。
・カナダのクリスマスツリー おしゃれな飾り方の順番&コツ
・カナダのクリスマスツリー わたしが見つけたおしゃれな飾り方の秘密!
もくじ
【カナダのクリスマスツリー】おしゃれな飾り方の順番&コツ
カナダではクリスマスの準備をするのは、楽しいばかりではありません。
- 家族や周りのみんなへのクリスマスプレゼントの準備
- 12月24、25日をどこで過ごすのか?誰と過ごすのか?を考える
- クリスマスカードを送る
- 12月はクリスマス関係の行事が多くて忙しい
どちらかというとストレスの方が多いかも、、、
それでは、クリスマスツリーがとてもおしゃれに見えるように飾る順番チェックです!
ステップ1 クリスマスツリーの置き場所を決める
理想的な置き場所は、家の中で家族が一番長く時間を過ごすところ
せっかく手間をかけてクリスマスツリーを飾るので、なるべくみんなに長く眺めてもらえる場所がいいです。
テレビを見る時いつでもクリスマスツリーも眺められます^^ リビングもクリスマスムードに。
でもこれには別の大事な理由も。
クリスマスツリーの電飾を行うと、コンセントが必要。テレビの近くだったら、コンセントは絶対ありますよね。
ツリーに電飾をつけるなら、まずコンセントの位置からツリーの置き場所を決めるのが大事です。
できれば、延長コードが部屋を横ぎらなくていいようにしたいです。
あとはツリーの後ろ側が壁、またはツリーをコーナーに置ければ目に入らない部分の飾りは省力できますよ(笑)
ステップ2 枝をしっかり広げる
クリスマスツリーは前年のシーズンが終わってから、ずっと箱に入れてしまわれています。
ひとつひとつの枝や葉っぱをできるだけ広げ、クリスマスツリー全体が緑色でおおわれるようにします。
小さな枝は曲げて、ツリーの枝の間のスペースをなるべく最小にします。
クリスマスツリーがなるべく本物の木に似ているようにすること
ステップ3 電飾をつける
クリスマスツリーの木が出来上がったら、次はクリスマスライトをつける番です!
何個くらいのイルミネーションの電球をつけるんでしょうか?
カナダではおおよそ、1.5フィート(45cm)につき100個と言われています。
ツリーの高さ | 電球の数 |
1.5 フィート/45cm | 100個 |
3 フィート/90cm | 200個 |
4.5 フィート/135cm | 300個 |
6 フィート/180cm | 400個 |
もし前年と同じ電飾を使う場合
ツリーに飾る前にコンセントにさして、電気がつくかどうか確認!もし切れている電球があれば交換。
- まずツリーの頂上から始め順番はツリーの周りを巻きながら、上→下。
- 電飾を枝に挟みながらツリーの中心側から表面へ。これは電飾に深みを見せるためです。
- ツリーが壁の前やコーナーだった場合、見えない地ころは省略してもいい(下の写真参照)
ステップ4 オーナメントのつけ方
電飾が終わったら、次はやっとオーナメントへ。
- まず自分のお気に入りのオーナメントをツリーの中心辺りや目立つところに飾る
- 少し大きめのオーナメントは中心の幹に近い内側に飾ると、ツリーに深みがでる
- 小さいオーナメントはツリーの上の方に
- オーナメントはツリーの幹に近いところや枝の先の方両方に飾る(ツリーに深みを見せるため)
- 見えるところ全体に平均的にオーナメントをつける
- 好みによってリボンなどを加える
- 本来の木/ツリーに関係のある「赤い木の実」「松ぼっくり」などのオーナメントも自然で可愛い
- あまり飾りすぎない方がいい
ステップ5 クリスマスツリーの足元を飾る
オーナメントをつけ終わったら、今度はツリーの足元を仕上げます。
今のままだとツリーの足元の金属の部分が出たままだからです。
この部分を隠す布をカナダではThe tree skirt/ツリースカートと呼んでいます。
形は丸いものが多く色やデザインも様々です。わたしの家は茶色のフエルトの大きめの生地をツリースカートとして毎年使っています。
たまたま家にあり、ツリーの下は土なので茶色でちょうどいいのではという単純な理由からです^^
これでツリーの出ている金属の部分とコードを包み隠して終了!
ステップ6 ツリートッパー(頂上の星)を飾る
これが最後のステップ!
今までのステップが全部終わったら、最後に大事な作業。ツリートッパーをクリスマスツリーの一番上に飾ります!
これはカナダでは重要なステップで、大人に肩車されたり抱かれたりして子どもが星をつけることが多いです。
この星には名前がついていて「ベツレヘムの星」と呼ばれます。
「ベツレヘムの星」にはイエス・キリストの誕生に関係のある宗教的な意味が。そしてイエス・キリストが誕生した時空に天使が舞っていました。
「ベツレヘムの星」だけではなくツリートッパーとして「天使」が飾られることもありますよ。
クリスマスツリーにとって、とても大事な「星」。ツリーとバランスが取れるように大きすぎたり小さすぎないように、ちょうどいいサイズを選ぶことがとても大切です。
特に大き過ぎるとツリーがひっくり返ったりする可能性もあるので注意!
カナダではキリスト教信者でなかったり、「ベツレヘムの星」や「天使」を飾りたくない人たちのために「雪の結晶」や「鳥」の形のツリートッパーも売られています。
中には動物の「ラマ」やフエルトの布でできた「犬」のツリートッパーも!?
ステップ7 ツリー全体のバランスをチェック!
(引用 Good Housekeeping)
ここまで終わったらクリスマスツリーの完成!
ちょっと下がってツリーを眺め、全体のバランスをチェック!
- オーナメントがかたよってる場所はないか?
- 電飾もバランスがいいか?
オーナメントの場所を変えたければ、変えるのもOK!
カナダならではクリスマスオーナメント紹介
クリスマスオーナメントというと本当に色々あります!
それぞれの国によっては、お国柄が出ている飾りも。
カナダというと「寒い冬」っていうイメージがありますよね。本当のところ冬は寒いし、そのせいでウィンター・スポーツが盛んです。
カナダ人の中では大勢の人たちが自分用のスケートシューズを持っています。
うちの子どもたちは小学生の時、1月〜3月半ばまで体育の授業で週に1度スケートしてました。
校庭の隅っこに冬の間は屋外のアイスリンクが作ってありました。
ということでカナダならではのオーナメントを紹介します。
こちらもカナダからのジンジャーブレッドハウスです。自分たちでお菓子の家を組み立てできますね!
カナダのクリスマスツリーあれこれ
カナダのクリスマスツリーは約7フィート(210cm)が定番。お店でこのサイズを一番よく見かけるからです。
生のツリーと毎年使えるツリーの割合は、半々くらいかなと思います。うちは毎年使える折りたたみ式のツリーを使い、5年に一度くらい生の木を買います。
カナダでの生のツリーの値段は、平均$73カナダドル(2017年)。カナダは木が多いイメージですが、クリスマスツリーはそんなに安くないですよね。
ちなみにクリスマスイブの24日になると生のツリーの値段はどんと下がるそうです!
生のツリーはだいたい6週間くらいもちます。12月の最初の頃購入すれば1月はじめ頃まで大丈夫ですね!
余談ですが、クリスマスはイエスキリストの誕生を祝う祝日です。
イエスキリストが誕生した時、星をみて西に向かい始めた東の三博士。三博士がベツレヘムに着き、馬小屋の中でイエスを見つけた日。
それが1月6日だということです。この日は公現祭(Epihany)と呼ばれています。
海外ではこの公現祭が終わると、クリスマスツリーやクリスマス関係のデコレーションはかたずけられます。
まとめ
家の中にクリスマスツリーが飾られると急に、クリスマスっぽくなりもう今年も終わりだなあ。という気持ちになります。
クリスマスツリーは、「サンタさん」「クリスマスプレゼント」「ジングルベル」などを連想させてくれて暖かい気持ちにさせてくれます。
わたしがこれこそクリスマスツリーをおしゃれに見せる秘密だとカナダで思いついたこと。
クリスマスツリーの下にラッピングしたプレゼントをいくつかおくこと
もしクリスマスプレゼントを用意したら、小さいものでも(例えばソックス、お財布など)大きめの箱に入れてラッピングしてツリーの下へ。
ちょっとだますみたいだけど、うちは毎年やってますよ^^ぜひ、試してみてね!
・カナダのクリスマスツリー おしゃれな飾り方の順番&コツ
・カナダのクリスマスツリー わたしが見つけたおしゃれな飾り方の秘密!
カナダのクリスマスについてはこちらの記事もどうぞ!