年末年始が近づいてくるといつもより行事も多いですよね。
クリスマスはもちろん年末年始のパーティーも!
クリスマスにつきものの、サンタクロース。
サンタはもちろんみなさん知っていますが、「シークレットサンタ」って聞いたことありますか?
そのまま訳すと「秘密のサンタクロース」っていう意味になります。
カナダで最初にこの言葉を聞いたとき、「いったいそれは何?」と興味をそそられました^^『シークレット』って聞くと気になりますよね〜


いろんなやり方がありますが、主な趣旨はこんな感じです。
「〇〇さんから、〇〇もらった。」より「このプレゼント誰から来たんだろう?」の方が同じプレゼントをもらうのでもなんか楽しそうじゃありませんか?
今回はわたしがカナダで初めて知った、すごく簡単で楽しいプレゼント交換方法のシークレットサンタのやり方を紹介します!
- カナダで行われるシークレットサンタって何?
- カナダでシークレットサンタ人気の理由
- カナダ流シークレットサンタのやり方
もくじ
【カナダ】シークレットサンタって何?

シークレットサンタとは友達、職場、親戚などのグループでクリスマスプレゼントの交換をする時に、プレゼントが誰から送られてきたのかわからないようにする方法です。
国や場所によってルールに多少のバリエーションはありますが、この方式はシークレットサンタやクリス・クリングル( Kris Kringle)と呼ばれます。
シークレットサンタ
クリスマスのパーティにおいて、持ち寄ったプレゼントを無作為に交換し合うというプレゼントの贈り方を指す通俗的な呼び方。サンタクロースに相当するプレゼントの贈り主が不明(シークレット)である、という意味を込めた言い方と解釈し得る。プレゼントを誰に贈ることになるか分からないため、プレゼントを用意する際の選び方も工夫が必要となり、誰から何を贈られるかはプレゼントを開封するまで予測できないという楽しみがある。(引用 Weblio辞書)
ちなみにクリス・クリングルはサンタクロースの別名。わたしの知っているクリス・クリングルはあの有名なクリスマス映画「34丁目の奇跡」でサンタ役のおじいさんの名前。
欧米ではクリス・クリングルといえばほとんどの人が「ああサンタのことね」と知っている様子。


カナダでシークレットサンタ人気の理由

カナダではクリスマス当日は日本と違い、家族で過ごすのが一般的です。
でも、12月になるとそこらじゅうでクリスマスパーティーが行われます。職場をはじめ、仲のいい友人のグループ、サークルとかに入っていればその仲間、子どもたちのスポーツのグループなど。
日本の忘年会のような感じ?大みそかはとお正月はもちろん家族で。
でも12月はそこら中でクリスマスパーティーや忘年会!
カナダでは12月の週末になると、いたるところで開かれるクリスマスパーティー。そしてクリスマスパーティーのお決まりといえばプレゼント交換。

親戚同士が集まってもクリスマスにはプレゼントの交換はつきもの。子どもだけならともかく大人も!
毎年同じメンバーで、何を用意したら喜んでもらえるんだろうといつも考えてしまいます。予算の問題もあるし、、、、
こんな場合、10人分10個まあまあのプレゼントを買うより1人分のプレゼントを時間とお金をかけて選んだ方がどんなにいいか?とわたしは思ってしまいます。
きっとわたしと同じように思っている人がたくさんいるに違いありません。
だからシークレットサンタが人気があるのです。
カナダ流絶対盛り上がるシークレットサンタのやり方

それではシークレットサンタのやり方を紹介します。
まずよくある職場/オフィスでのシークレットサンタの場合です。
代表者を決める
最初にシークレットサンタの企画の代表者を決めます。
シークレットサンタは一種のイベントというか企画になるのでとりまとめる人が必要です。そんな難しい役割ではないので、やりたいという人は誰でもできますよ。
参加する人数・プレゼントの予算の確認
代表者がシークレットサンタに参加する人数の確認をします。
職場/オフィスの場合、クリスマスパーティーに出席することになっていれば自然とシークレットサンタにも参加ということに。

人数確認の時に、参加者にシークレットサンタの予算も伝えられます。
出費の多いこの時期、あまり負担にならないように平均予算はC$20~30(1500〜2500円くらい)が多いです。
カナダの大人1人のクリスマスプレゼント予算は$675。約30%がクリスマスが終わると予算をオーバーして後悔。約60%はクリスマスプレゼントをツリーの下に置くためだったら借金してもいいという。 (引用 CTV News )
プレゼントを用意する相手を決める
職場のクリスマスパーティーの場合は、シークレットサンタ用に小さな箱が用意されます。
指定された小さな紙に自分の名前を書いて、その箱の中に入れておきます。
クリスマスパーティーの2〜3週間前に、参加予定者全員揃っている時に箱の中から1枚紙をとり出します。自分がひいた紙に書いてある名前の人にプレゼントを用意するわけです。
もし自分の名前をひいてしまった場合は、紙を戻してまた引き直しです。自分用にプレゼントは買いたくないですよね(笑)
この時、誰の名前をひいたかは黙っています。全員が誰かのシークレットサンタだからです^^
もし参加者全員集まる機会がなければ、最初に決めた代表者がくじを引いたりして全員にメールなどで連絡をします。
代表者だけは「サンタの秘密」がわかってしまいますが、これはまあしょうがないですね。
参加者全員プレゼントを用意する
こうしてプレゼントを買う相手が分かれば、あとは相手の喜びそうなクリスマスプレゼントを予算以内で購入となります。
大体の年齢、性別もわかるのでプレゼントも用意しやすくなります。
プレゼントはもちろんラッピング。そして誰あてか分かるように、「To〜 」と相手の名前のついたカードをプレゼントの上に貼っておきます。
C30ドル(2500円くらい)以下でこんなものがおすすめのリストの一部にでていました。
- ソックス
- 鉢植えの植物
- 名前入りのスターバックス カップ
- アロマキャンドル
- コーヒー
- ワイン
- チョコレート
- パズル

クリスマスプレゼント交換
クリスマスパーティーの途中でシークレットサンタからプレゼントを受け取る時間がやってきます。
プレゼントはそれぞれが代表者に渡してあったり、もしクリスマスツリーがあればその下に置かれているはずです。
そこから参加者全員にプレゼントが配られます!何がシークレットサンタから届くんでしょう?
もらったプレゼントが何であっても、楽しめるといいですね。
プレゼントを開けてあなたがどんな反応しているか、送り主のシークレットサンタはきっとチェックしてますよ^^
プレゼント交換の後は、
- 誰からプレゼントがきたのか当てるゲームをする
- 誰がシークレットサンタなのか教える
- そのまま黙っている
などいろいろなパターンがあります。
結局シークレットサンタの大きな目的は、プレゼントのやり取りはもちろんですがそのゲームの過程を楽しむこと。お互いのことを今まで以上に知ることではないでしょうか?
カナダはシークレットサンタでプレゼント交換
4〜5人以上集まれば簡単にできるシークレットサンタ。
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、数ある中からプレゼントを決めるのもとても楽しい作業。
シークレットサンタのゲームに加わったら「めんどくさい」ではなく「何を用意したら相手が喜んでくれるか?」と考えると自分が一番楽しめますよ!
カナダのシークレットサンタのやり方まとめ
わたしは実際子どものサッカーチームのクリスマスパーティーでシークレットサンタを体験しました。
子どもは子ども同士、親は親同士。
相手にプレゼントを買うときにとても楽しみ、相手がプレゼントを開けているときはとてもワクワクしてしまいました^^
この楽しいシークレットサンタ、やり方がとても簡単なのでクリスマスパーティーなどでぜひぜひ試してみてください!
- カナダで行われるシークレットサンタって何?
- カナダでシークレットサンタ人気の理由
- カナダ流シークレットサンタのやり方
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