大みそかの夜!
いつも大みそかはどうやって過ごしますか?
わたしは毎年、紅白歌合戦を見たり、大そうじのやり残しを新年が来る前に必死にやり終えようとしていました^^
天気が穏やかな大みそかには、紅白が終わると近所の神社に初もうでに。
寒い日には、朝起きたら来る年賀状を楽しみにしてのそのまま寝る。
日本ではこんな感じの大みそかを送っていました。
カナダではほとんどの人たちが、ニューイヤーのカウントダウンパーティーをしながら大みそかを過ごします。
日本と違って、割と大騒ぎしながら新年のお迎え!
このカウントダウンパーティーは、本当にパーティーという言葉がぴったり!
元日は二日酔いの人が多いというのも妙に納得。
やっぱり新しい年を迎えるのは、世界中どこでもかなり大きなイベント!
世界いろいろな国で、それぞれお正月を迎える習慣があります。
今回は
カナダならではのお正月の迎え方
をピックアップ。
やっぱり所変われば、、、、
という言い回し、妙に納得です!
もくじ
カナダならではのお正月の迎え方4つ
カナダならではのお正月の迎え方/大みそかの過ごし方というとどんなことを想像しますか?
寒い気候に関係あるある?
Ice fishing/穴釣り
アイスフィッシング/穴釣りは、ご存知の様に厚い氷に穴を開けて釣り糸をたらし魚を釣る方法。
日本ではおもにワカサギの穴釣りと呼ばれています。
カナダでアイスフィッシングはずいぶん昔からありました。
でも最近は寒い凍えそうな小屋ではなく暖房の入った小屋があるということで、アイスフィッシングも以前より人気が!
上の写真をみてもわかるように、広い雪原にまだ誰も足を入れていない新雪。
空気は冷たいけど、とても新鮮!
文字通り、大自然に包まれます。どこを見ても雪、雪!
人が大勢いる街から離れて、家族や気の合う友達と大みそかをこんなところで静かに過ごすのもすごくいいアイディア!
人気があるわけがわかります!
カナダは湖が多いので、そんなに遠くまで出かけなくても身近でできるアイスフィッシング。
暖房のきいた小屋やアイスフィッシングに必要な道具は全部レンタル可能。
アイスフィッシングといえば釣り人がそんなにいない所で、こんな楽しいこともできます!
おまけのスノーモービル!
Who wants to snowmobile with me❓ pic.twitter.com/wqG0JIagHR
— Kodes200 (@kodes200) December 7, 2019
これもカナダではかなり人気物!
私の知り合いも数人こういうスノーモービルを所有。
わたしは2人乗りで、後ろに乗せてもらいました!
スケートをする
カナダ人はスケートが大好き!
私たち日本人が自転車に乗るように、ほとんどの子たちはある年齢になるとスケートができるようになります。
でもやっぱり自転車もちょっと最初は訓練が必要なように、スケートも最初は練習が必要!
わたしも子どもが小さい頃は、家族で近くのアリーナや屋外スケートリンクに冬には出かけていました。
気候が寒いからと言って、家にずっとこもっているわけにはいかないからです。
だから年越しだって、家族や気の合う友達とスケートしながら?
特にトロント、オタワダウンタウンにあるスケートリンクは大みそか、年が開けるのを待ちながらスケートをすることができます!
こんな機会なかなかないですよね!
トロントのNathan Phillips Square
(引用 Toronto Star)
ここでのカウントダウンパーティーは8pmからスタート。
スケートパーティーは8−10:30pm。
オタワ 国会議事堂前
(引用 iPOLITICS)
このスケートリンクは冬中無料で使用できますが、オンラインで予約の必要あり。
このリンクではニューイヤーの花火を眺めながら、スケートできます。
忘れられない大みそかの体験!
国会議事堂前にスケートリンクを国が作ってしまうところが、さすがカナダ!
一般のスケートリンク
カナダ東部では、いたるところにアウトドアのスケートリンクがあります。
ほとんどどこも無料、もちろん自分用の「マイスケートシューズ」を持って出かければ買うものは何も無し!
あったかい飲み物があれば十分ですね!
家族や友達と近所のスケートリンクでスケートをしながら大みそかを過ごす!
寒い地域ならでは^^
(引用 OTTAWA TOURISM)
オーロラを見に行く
街の真ん中で人ごみにまみれて花火を見ながら新年を迎えるのも楽しいかもしれません。
でも反対に人のいない大自然の中で静かに大みそかを過ごすのも、またカナダならでは。
花火ではなくオーロラを見て新年を迎える、絶対忘れられない大みそかになること間違いなしです。
カナダはオーロラが見えることで有名ですが、カナダ国内どこからでも見えるわけではありません。
オーロラを見るためには、人が住んでいないような北の方に出かけなければなりません。
クリスマス・お正月休みを利用してオーロラを見に行くツアーがあります。
カナダではカナダ人にとってもオーロラを見るのはとても特別なこと。
わたしの知人の多くはよく、「いつかオーロラを見てみたい!」と言っています。
別の言い方をすれば、そんなに多くのカナダ人もオーロラを見る経験をしたことがないということ!
カナダ国内でオーロラ がよく見える場所ベスト8(地図の赤い丸)
- Whitehorse, Yukon準州
- La Ronge, Saskatchewan州
- Muncho Lake Provincial Park, British Columbia州
- Fort McMurray, Alberta州
- Iqaluit, Nunavut州
- Yellowknife, Northwest Territories準州
- Battle Harbour, Newfoundland and Labrador州
- Dempster Highway, Yukon準州
地元で行われるローカルバンド演奏を聞きにいく
大みそかに不機嫌な人はあまりいないと思います^^(まあ普通は、、、、)
大きな都市だったら割と大きなコンサートが。小さな街でも地元のミュージシャンたちが演奏していることが多い大みそか。
もし音楽を聞くのが好きだったら、地元で行われるローカルバンド演奏を聞きにいくというのも楽しい年越しのひとつ!
トロント
毎年Nathan Phillips Squareで大みそかの大きなイベントが行われます。
- スケートのパーティー
- 生の音楽演奏
- 新年のカウントダウン
- 真夜中の花火
- 12月31日8:00pmスタート
- 入場料無料
- 住所 Nathan Phillips Square, Queen Street West, Toronto
- 有料の駐車場あり
- このイベントのため、ダウンタウンのいたるところで12月31日5pm〜1月1日2am道路規制あり
バンクーバー
毎年Canada Place近辺で大みそかの大きなイベント(花火、生の音楽演奏を含む)が行われていました。
2019年の大みそかのイベントは、恒例のようにCanada Place近辺では行われません。主催者の都合により2019年のみお休み。
2020年の大みそかにはまた大きな年末のイベントが行われます。
2019年の年末は、バンクーバーのいろんなところでいくつもの小さなイベントが催されます。
モントリオール
毎年Old Portで大みそかの大きなイベントが行われます。
- 生の音楽演奏
- 新年のカウントダウン
- 真夜中の花火
- ダンスパーティー
12月31日7:00pmスタート
入場料無料
住所 Jacques-Cartier Pier, in Montreal’s Old Port
有料の駐車場あり
公共機関 メトロ:Champs-de-Mars & Place D’Armes (Orange Line)、バス:361 North (Saint-Denis St.) and 363 North (Saint-Laurent St.)
ダンスパーティーは年が明けてから00:15〜2:00amまで行われます!
さすがパーティー好きのモントリオール^^
まとめ
今回はカナダならではのお正月の4つの迎え方を紹介しました。
いくら寒くても、家の中にこもってテレビを見ながら年越しをする人ばかりではありません。
寒さに負けず新しい年が来るのを、アウトドアでお祝い!
花火がお正月につきものというのも、最初は戸惑った習慣のひとつでした^^
やっぱり「所変われば品変わる」でした(笑)