ムースっていう名前聞いたことありますか?
ムースはカナダ・アメリカに住むシカの中で一番大きいというか巨大な動物です!
カナダでお土産屋さんに行くと、ムースのついた
- Tシャツ
- スウェットシャツ
- マグカップ
- 絵はがき
はそこら中に。
先日わたしはこのムースのお肉を食べるという貴重な経験をしました!
ムースの肉はお店では売っていません。
ムースのお肉を食べた後で、なぜかムースのことが気になり始めました。
ムースに関して調べたことや今回わたしが新たに知ったムースのことを記録しておきます!
この記事でわかること
- ムースってどんな動物?
- カナダで買えるムースのお土産品
- ムースのお肉を食べた感想
- ムースとぶつかり交通事故にあう?
- カナダでムースってどんな存在?
もくじ
カナダのムースってどんな動物?
わたしは長い間ムースはシカ科ではなくウシ科だと思っていました(^-^;
お肉も食べれるし、体も大きいし。
どちらかというと一般的な牛に近いイメージがあるんだけど。
ムースの大きさ
ムースはカナダ・アメリカの北米で一番背が高い哺乳類の動物。
肩のところまでで平均で2.1~2.3m。
人間より背が高い!
ムースのサイズ
オス | メス | |
体重 | 550㎏ | 400㎏ |
身長(肩まで) | 2.4~3.2m |
体重は最高800㎏くらいまでいくとか、、、
同じシカ科でも奈良公園とかで見る日本のシカのサイズは
- オス 68~100㎏くらい
- メス 45~50㎏くらい
ムースってどこに住んでる?
ムースはカナダの冬には雪に覆われるような北方の森、湖や流れに沿ったところに住んでいます。
ムースは比較的寒い気候を好むということ。
27℃以上の温度を嫌い、暑くなると水に入って涼んでいます。
かわいいですね(笑)
アメリカでもアラスカなど北の寒い州にはムースが。
ロシアや北欧にもムースがいますが、こちらではElk(エルク)と呼ばれてます。
ムースって何食べる?
ムースは草食系の動物。
食べ物は樹皮、葉っぱ、木の枝、松の実、木の実、木の芽、水草など。
ムースっていう名前は北米先住民が「木の枝を食べるもの」という意味でつけました。
ムースって泳げるの?
ムースは水の中に入るのが大好きで、泳ぎの達人です!
6mくらいの深さまで飛び込むことができ、30秒まで息をせずに水の中に潜っていることができます。
そして時速9㎞で泳ぐ!
The Koch’s woke up to a full grown moose in their pool. Ministry of natural resources is on their way. It’s been about 2 hours. #ottnews @ctvottawa pic.twitter.com/1OXCFSgtNh
— Saron Fanel CTV (@saronfanel) May 29, 2020
オタワ市内に住む家族が朝起きたら、裏庭のプールで1匹のムースが泳いでいました。
この場所はわたしの住んでいるところから車で20分くらいでそんな森の中でもないところ。
数時間泳ぎ自分でプールから出てでどこかへ消えたということ。
カナダでムースのお肉を食べた!
さていよいよ、ムースを食べた話!
食べたのはムースのお肉で作ったハンバーガー!
もしムースのお肉だと知らずに食べたら、普通の牛肉のハンバーガーだと思いました。
こういう風に冷凍のひき肉を知り合いからもらったので、自分でお肉を混ぜてハンバーグを作りました。
違いといえば、いつも見慣れている牛肉に比べて赤身が多いというのが感想。
そういえば味がたんぱくという気がするかな?
ムース肉をくれた知り合いのエリックに感想を聞かれて上のように言うと、ムースひき肉は脂肪が少ないのでたまに牛ひき肉と混ぜるとか?
エリックのお父さんは毎年知り合いからムース肉を1頭分購入。
ステーキにしたりひき肉にして冷凍、エリックと弟の家族と3等分するということ。
そしてそのムース肉の一部をうちにも分けてくれたのです。
食べながら考えました。
ムースと車で衝突すると
Check out the size of this moose.
Incredible.
— FierceWarriorNStilettos (@InactionNever) September 3, 2019
この動画のムース、立派な角がついているのでオス。
車で走っていて、こんな大きい動物が自分の車の方に走ってきて衝突したら?
ムースと衝突事故にあった車、目を覆いたくなるひどさ、、、
‘There was no avoiding it’: Moose collision totals car, spares driver http://t.co/0KwjssU45P pic.twitter.com/E5vKZTbAYf
— CBC News (@CBCNews) December 1, 2014
わたしの住んでいるオンタリオ州では毎年約14000件車と動物の衝突事故が発生。
2000年~2014年の間にムースとの衝突で236人がなくなっています。
1年でだいたい17人という計算になります。
オンタリオ州で運転免許をとった日本人の友達は免許をとるクラスで、
- 運転中にどうやってムースを避けるか?
というのも習ったといってました。
ムースの絵が入った商品
空港などのお土産さんに行けば必ず見かるムースの商品。
カナダのマスコットの一つというのも納得!
- クッション
(Bed Bath and Beyond Canadaより)
- Tシャツ
- ぬいぐるみ
(UCanada.comより)
- ムースのお菓子
カナダにとってムースとは?
熊とシカと一緒にオンタリオ州の紋章にもなっているムース。
カナダとはとても深い関係があるみたいです。
森の中で暮らし北米では一番大きな哺乳類の動物のムース。
カナダ人はムースの大きさに敬意を払い、そしてどこかおかしな顔つきに愛着があるのでは。
遠くから見ると変わった体つきの馬のような、瘦せた牛のような。
カナダの動物についてはこちらの記事もどうぞ!
*アイキャッチ画像引用Britannica