ハロウィンといえば、おばけや怖いキャラクターがつきもの。
おばけや恐ろし気なキャラクター達なしのハロウィンはありません!
あなたはハロウィンはといえばどんなおばけを思いつきますか?
今回はハロウィンでよく見かける、人気のおばけやキャラクター達そしてシンボルを13種類紹介します。
もくじ
ハロウィンのおばけやキャラクターの名前と特徴
それではハロウィンの人気者たちを順番に紹介しますね!
①ジャック・オー・ランタン( Jack-o’-Lantern)
ハロウィンのトレードマークともいえるジャック・オー・ランタン( Jack-o’-Lantern)。
見てすぐわかるように、ハロウィンカラーの1つオレンジ色のかぼちゃからできたもの。
ハロウィンのキャラクターの中では一番の人気者かな?
ケルト人(いまのアイルランド人)がかぼちゃを怖い顔に掘って家の前におき、邪悪なものを追い払うという慣習からきています。
わたしの住んでいるカナダでは、10月になるとどこのスーパーや屋外マーケットでも大量のかぼちゃが!
10月31日、ハロウィンにジャック・オー・ランタンの中にろうそくを入れ玄関前に飾る。
これが子どもたちに「うちにトリックオアトリートに来てもいいよ!」という合図です。
②魔女(witches)
ハロウィンに魔女はつきもの、そしてなんだか謎めいた雰囲気がハロウィンキャラクターとしてはぴったり!
満月の夜にほうきに乗って空を飛んでいる魔女のイメージはよく見かけますよね?
外国のおとぎ話に出てくる森の中に住んでてちょっと怖い瘦せたおばあさん~
魔女といえば、白雪姫に毒りんごを持ってくるあんな感じの人を想像しませんか?
ケルト人(いまのアイルランド人)の間では魔女は、人助けをするヒーラーと考えられていました。
後にキリスト教会では、魔女は魔術や悪魔のシンボルとされ迫害されることに。
魔女になるのは簡単で、とてもハロウィンっぽいのでかなり人気のハロウィンコスチュームです!
③コウモリ(bats)
コウモリもハロウィンの立派なキャラクター!
どちらかと言えば、バックグラウンドで飛んでることが多いけど、、、、
コウモリは夜行性、そして夜行性は暗いとか死っていうのに結びつきやすいですよね。
薄暗い洞くつに住んでるイメージもあるし、おまけに色も黒!
コウモリと吸血鬼もなぜか繋がってる。
10月に簡単なコウモリの形を黒画用紙でいくつか切って壁に貼っておくと、とてもハロウィンっぽくなりますよ~
④スケルトン/骸骨(Skeltons)
スケルトンは説明するまでもなく、見ると「死」を想像するしかありません。
死体 = スケルトン
それもずっと前に起こった死、、、
スケルトンは、
- ハロウィンは「死者」に関するフェスティバル
ということを思い出させられます。
一部の人たちは、ハロウィンの夜には亡くなった人たちの霊が歩き回ると信じています。
メキシコには「死者の日(スペイン語 Día de Muertos、英語 Day of the Dead)」というお祭りがあります。
毎年10月31日〜11月2日、ちょうどハロウィンと同じ時期。
国中でスケルトンが飾られ、大きくお祝いされます。
最近ではスケルトン、怖いだけでなくなかなか面白いキャラクターにもなって人気者です!
それではそんなスケルトンたちのノリのいいスケルトンダンスをご覧ください!
⑤ゴースト(gohsts)
ゴーストはむかしからずっとハロウィンのキャラクターでした。
ケルト人は、ハロウィンは生きている人と亡くなった人が一番近くなる日だと考えました。
そして亡くなった家族や友人たちが、ハロウィンの夜には私たちを訪ねて帰ってくるとも。
日本のお盆とは?
亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せ(=冥福)を祈る機会。
(引用 クリアン)
ハロウィンコスチュームとしても、白いシーツをかぶればいいだけなので超簡単!
⑥黒猫(black cats)
黒猫に関する迷信は世界中にあります。
わたしが小さい頃は、「黒猫を見たら3歩さがる」というのを友達と一緒にやってました。
あれはどういう意味があったのか、今考えれば不思議、、、
黒猫と魔女はセット?
魔女は黒猫に変わることができるとも言われています。
個人的に黒猫は可愛いと思いますが、確かに暗やみで目が光ってるのを見るとビックリするかな?
ということで、黒猫もハロウィンのキャラクターには十分合格です!
ところ変わればで、黒猫が幸運を連れてくるといわれる国もありますよ!
⑦ミイラ(mummies)
これはわたしがトイレットペーパーの芯で作ったミイラ。
3分でできます!
ミイラと聞くとやっぱり思い浮かべるのは「死」。
それもずっと、ず~っと前の古代の王や女王たちの。
- ガイコツではなく人体に近い形で、亡くなった人が保存されている
- ミイラになれば、生き返ることができると信じていたという古代エジプトの考え方
- ミイラやピラミッドには何か力があるという迷信
こういうのってちょっとなんだか怖いですよね?
ということでミイラ十分ハロウィンのキャラクターとしていけます!!
体にトイレットペーパーをグルグルに巻きつけるハロウィンの余興もありますよ(笑)
⑧フランケンシュタイン(Frankenstein)
緑色で縫い目のある肌をもったフランケンシュタイン。
1816年、イギリス。
女性作家メアリー・シェルビーにより天才科学者ビクター・フランケンシュタインと彼が作り出した怪物フランケンシュタインの話が始まります。
フランケンシュタインの本は知らなくても、緑の怪物の顔は思い浮かべることができるのではないでしょうか?
ホラー、そして復讐の話。
怪物フランケンシュタインは堂々とハロウィンのキャラクター仲間入りです。
最近では恐ろしいフランケンシュタインよりも、ちょっとユーモアのあるとぼけたフランケンシュタインを見ることも多いです!
⑨かかし(scarecrows)
秋の収穫の時期に近づくと田んぼや畑で見かけるかかし。
農産物の収穫の時期がやってくるという嬉しいサインでもあります。
わたしは子どもの頃、夕方で一人の時に見るとちょっと怖いような気がしました。
かかし本来の役目は、
- 害になる近づいてくる鳥を怖がらせること
- そして怖がらせ追い払うこと
ハロウィンの飾りの中には可愛いかかしもいますが、目的は相手を怖がらせること。
ということでかかしもハロウィンのキャラクターにはピッタリです。
⑩狼男(werewolves)
実際には存在しないことを祈る狼男、、、
狼男の特徴は次の通り。
- 昼間は普通の人、満月の夜になると狼男に変身する
- 植物のトリカブトの匂いが嫌い
- 銀や鉄でできた物には近づきたくない
狼男にかまれた相手も狼男になってしまうということです。
狼男、ハロウィンキャラクターには十分すぎます!
⑪ゾンビ(zombie)
ゾンビは何らかの理由で死体がそのまま生き返ったもの。
ホラーそのものですよね!
もともとはアフリカが起源で、それが西インド諸島のハイチに。
そしてハイチでゾンビという名前になったということです。
ゾンビが架空とはわかっていても、お墓とかには夜は行きたくありません。
なんか雰囲気的にね~
⑫吸血鬼ドラキュラ(vampires)
1897年にアイルランドの作家、ブラムストーカーにより書かれた小説「吸血鬼ドラキュラ」。
この中に人の血を吸う吸血鬼ドラキュラが登場します。
舞台は15世紀のルーマニア。
吸血鬼ドラキュラの特徴。
- コウモリに変身することができる
- 活動できるのは日没から日の出まで
- 鏡に映ることはなく、影がない
- 十字架を避ける
- ニンニクが苦手
こんなにも長い間人気があり人を惹きつけ続けるのも、どこかに吸血鬼はいるのかも?と思ってる人たちがいるからかもしれません。
⑬蜘蛛(spiders)
蜘蛛って人がもう住んでないような空き家とかに巣をはってぶら下がってるもんね。
なんか気持ち悪いよね?
人を噛む蜘蛛もいるし、なんかいいイメージはなし!
蜘蛛恐怖症の人も実際にいることだし、、、
わたしも蜘蛛は特に夜には見たくないので、ハロウィンのキャラクターにはピッタリかもしれません。
このジャック・オー・ランタンには1ドルショップで買ったスパイダーをピンでつけてみました!
ハロウィンのおばけやキャラクターを楽しもう!
ハロウィンでよく見かけるおばけやキャラクター13種類の名前と特徴を書いてみました。
ただ怖いキャラクターが集まっただけでなく、きちんと理由がある歴史的なキャラクターもあることがわかりました。
ハロウィンは「死のフェスティバル」
怖いけど、誰もが多かれ少なかれ「死」とは?と考えていることは確かです。
ハロウィンのコスチュームを着る機会があれば、可愛いとかカッコイイのもいいけどこの中から思いっきり怖いのを選んでみるのも楽しいかもしれませんね!
カナダのハロウィンレポート記事です。ぜひあわせてお読みください!