カナダのリサイクル事情は?フェイスブックで地元コミュニティグループを使用中

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こんにちは!

フェイスブック使ってますか?わたしは、日本の友達と繋がったりあとは半分娯楽の感じで使っています。

 

今回はカナダ オタワでのリサイクル事情について書いてみようと思います。

カナダ人たちは、あまり新しいものにこだわらず”Used”の中古品を上手に使っています。

 

わたしの友人たちも家の中の家具を「中古で買ったの、いい買い物でしょ!」と自慢げに見せてくれることがよくあります。

カナダの人たちは引っ越すことが多く、その度に新しい家に合った家具をそのように揃えています。合理的といえば、とても合理的!

フェイスブックとカナダのリサイクル、どういう関係あるんでしょうか?

もくじ

カナダのリサイクル事情

カナダの人たちは、全体的に新品にこだわらず中古品をうまく利用しているように見えます。人生で最も大きな買い物ともいえる『家を購入する』ことにもそれは良く現れています。

新築の家を買う人たちももちろんいますが、ほとんどは築何十年の中古の家を購入。住みながら自分たちのニーズに合わせて直したりしています。

このような文化のせいか、カナダには非常に大きなリサイクルショップがたくさんあります。目的はもちろん節約ですが、かなりの潔癖症でなければ(?)リサイクルショッピングは普通の買い物とはまた違った楽しみもありますね。

オタワにある大きなリサイクルショップ

rows of used clothes

Value Village/バリュービレッジ

バリュービレッジは営利を目的に経営されていますが、売り上げ利益の一部を特定の団体に寄付することで知られています。カナダ国内ではカナダ糖尿病協会に寄付。

バリュービレッジは約315の店がカナダ、アメリカそしてオーストラリアにあるということです。

Thrift Store/スリフトストア

スリフトストアは非営利で、売り上げの全てが慈善団体のサルベーションアーミー(教会)に寄付。こちらはカナダ国内で約200店舗、創立からすでに100年以上経っているということです。

リサイクルショップの利用法

この2つが誰でも知っている有名なリサイクルショップで、多分ほとんどの人が一度は利用したことがあると思います。ショップで販売されているものは、すべて個人の寄付から。

洋服、靴類、本、飾り物、キッチン用品、家具など。ここに行けば、電化製品以外生活に必要なものはほとんど揃うはずですよ。

またリサイクルショップの規模が驚きの大きさ!とても大きな天井の高い倉庫のような店内。入り口に大きなカートが置いてあり、誰でも寄付したいものをそこの中に入れることができます。

あくまで自主的な寄付になるので、チェックされることはありません。

大きな都市だったら必ずあるこれらの店です。もし機会があれば、何か買うつもりがなくても観光の一つでぜひ立ち寄ってみてくださいね。あまりのスケールの大きさに入り口で驚くこと間違いなしです!

フェイスブックの地元のプライベートグループでリサイクル

a page of Facebook

またこんなリサイクル方法も。フェイスブックの地元のプライベートコミュニティグループに入っています。

Buy nothing(何も買いません) というグループ。もう使わなくなった物を写真付きで投稿しその品物を欲しいひとは、コメントします。同じ地域に住んでいる人達でメッセージでやり取りして物を受け渡しするグループです。

人気のあるものの時は、10人またはそれ以上の人が「譲ってください!」とコメントします。多いのは、キッチン用品、子供服、おもちゃ、でも家具とか食品とかほとんど何でもありです。

最終的には投稿した人が、物を譲りたい個人を選びます。そしてお互いプライベートメッセージでやり取りして、物の交換を行うという仕組みです。

物の売買をする事、自分の商売の宣伝をすることはこのグループの禁止事項になってます。

逆に何か物が欲しいとき。例えば「今使っているコーヒーメーカーが壊れました。新しいのを購入しようと思ってますが、もしお宅で使用せずに棚に眠っているのがあれば是非譲ってください」というように、欲しい物をリクエストすることもできます。

こういうフェイスブックグループは日本でもあるんでしょうか?

 

不必要なものは、リサイクルショップに持っていけば簡単に寄付できます。ただ入り口に置いてくるだけ、人とのやりとりなしです。

でもフェイスブックのBuy nothing のグループは同じ地域に住んでいる人達でメッセージでやり取りして物を受け渡します。

これは私から見たら合理的にみえることが多いカナダ人もやっぱりどこかで直接人と触れ合うことを好むのかもしれない、と思うところです。

 フェイスブック地元コミュニティグループ体験談

私もこのグループを利用してもう何度も使わなくなった物を貰ってもらったことがあります。

お互いメッセージのやり取りをして受け取る人が来るという時間に軽い物だと、袋に入れて外の郵便受けに掛けておきました。

 

玄関のベルを鳴らしてお礼を言ってくれる人もいるし、後で「受け取りました、ありがとう」とメッセージをくれる人もいました。

利用してみてコミュニティに属しているという感覚になりましたが、自宅の住所を直接知らない人に知らせる。という点があるので誰にでも向いている訳ではないかなとも思います。

まとめ

その後、私の属するBuy nothing グループ、会員数がかなり増えたとのことで3つの枝グループに分かれました。

もう要らなくなった物を、地元の人同士でやり取りする♻️コミュニティリサイクルグループ♻️だんだんと大きくなって会員数が増え続けているのがわかる様な気がします。

これからもこのグループにお世話になっていきます。

どんな形であれ、まだ使えるものをリサイクルし必要なものが必要な人のところに届くのって、すごく合理的でいいことだと思いませんか❣️