夜寝るのにベット派?それともおふとん派?
うちは最初の頃はおふとんでしたが、ここしばらくはベットです。
それもかなり大きいサイズのベットです。
このベットを買ったときはまだ日本に住んでいました。
夫がカナダに一人で帰って来たときに自分で買ってきたのです。
「大きいよ!」とは電話で言っていましたが、まさかキングサイズだとは!
一番ベットが混雑していたときは私たち大人2人、子ども2人の合計4人+ネコ2匹で寝ていました、このベットよくがんばってる^^
ベットを買ったときは、ベットの周りの付随品は何も買いませんでした。ベットそのものだけ。
もちろんヘッドボードはありませんでした。
カナダに引っ越してからヘッドボードを探そうとしました。
ヘッドボードなしだと見た感じが少し物足りないと思ったからです。
いざ探してみるとあまり気に入ったのが見つかりません。
気になったヘッドボードはかなりの予算オーバー。
そんな時インターネットであるDIYのヘッドボードを見つけて、「これだ!」とピンときました。
もちろんわたしは、DIYはやりません。というかできません、、、
DIYの大好き夫に写真を見せると、すぐにでも作りたいと言ってくれました^^
もくじ
DIY:ベットのヘッドボード、何を使ったか?
材料は何を使ったかというと、「古い捨てられる予定のドア」です。
これをベットのヘッドボードにしようとするDIYプロジェクト。
さあどうなったでしょうか?
古いドア、どこで手に入れる?
古いドアを探すのはそんなに難しくありませんでした。
カナダのオタワでは中古のものを売り買いするオンラインサイトがたくさんあるからです。
Kijiji Ottawa(キジジ オタワ)というサイトで探してみました。
すぐにいくつかの古いドアが見つかりました。
連絡を取ってドアを買いに行った家は、リフォーム中。
かなり古い大きな家で、裏庭にこのドアがポンと出してありました。
ひと目このドアを見て夫に「このドアやっぱり止めようか?古くて汚すぎると思う」と言いました。
本当にそれがわたしの感想だったのです。
古いドア購入
夫は自分のイメージにピッタリのドアだから買うと言って譲りません。
ということでC$60=約4900円でこの古くて(きたない?)ドアを購入することになりました。
持ち主によく話を聞くと、家が建てられたのは1920代。
だからドアもそれくらいの古さだということ。そしてオーク材。
どうなるんだろうと不安に思いながら「アンティークだね、仕上がりが待てない」と冗談半分で夫に言いました。
DIY:ベットのヘッドボード 作業過程
作業の過程
① まず洗うこと。ホコリと一緒に表面にうっすら油のようなものも付いていました。
もしかしたらキッチンに繋がるドアだったのかもしれません。
キッチン用の洗剤とスポンジを使い、表面に付いているものを落とすように洗い、乾かしました。
②次は表面に塗ってあるペイントを、専用の液体を使ってはがしていきました。
しばらくするとペイントの部分が浮き上がってくるのです。
そして金タワシを使い、完全に浮き上がってきたペイントを引っかいて落としました。
その作業が終わるとまたキッチン用の洗剤でドアを洗い乾かしました。
③完全に乾いているのを確認。そして好きな色の木材着色料を塗り、またこれが乾くのを待ちます。
④完全に乾いているのを確認。ニスを4回ほど重ね塗りします。
一度塗ったら完全に乾くのを待ってまた上から塗るの繰り返し。
夫はいろいろ工夫しながらやっていましたが、わたしが見ていたところを簡単に説明するとこんな感じでした。
DIY:ベットのヘッドボード 素晴らしい仕上がり!
あれほど、どうなるんだろうと心配していた気持ちは最後のニスの塗りが乾くとどこかへ飛んでいきました。
あの古くて、きたなかった(?)ドアがビックりするほど大変身したのです!
本当に変われば変わるもんです。あとは夫が(わたしではありません^^)ベットの高さに合わせて金具と両足をつけました。
⓹使用した木材は2✖️4材です。それぞれの長さに合わせて切り、こちらも木材着色料とニスを塗りました。
そしてドアの部分と釘と金具でつなげました。
ベットが壁に立っているヘッドボードを押さえて支える形になっています。
このためドアに足がついてそのまま立っているという形で完成となりました♪
DIY:ベットのヘッドボードの手伝いを終えて
1920代に建ったという家にあった多分1920代に作られたオーク材のドア。
約100年経ってこんな形で再利用されることになりました。
冗談めかして言っていたアンティーク、今は綺麗にされ磨かれてその言葉がぴったりになってしまいました。
いくら古くなっても、木材で作られているものはこんな形で残っていくことができる。
改めて木のすばらしさを知りました。
ベット自体は以前と全く同じですがヘッドボードが加わった後では、とてもベッドらしくなりました。
ベットルームに入るとこの大きなDIYヘッドボードがすぐ目につきます。
自分で作ったものは(わたしは手伝っただけですが)やっぱり愛着もわきます。
作ること自体も楽しいですが、そこがDIYの魅力だと今回のプロジェクトを通じてよくわかりました。
後日談ですが、このヘッドボードを見てとても気に入った友達がいます。
彼女もなんと古くてきたない(?)ドアを買いました!
この夏の彼女のプロジェクトはもちろん DIY:ベットのヘッドボードです^^
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