カナダでは春といえばイースター!
日本もカナダも、きっと世界中どこでも春といえば気持ちもなんとなくウキウキ。
春は色でいうとパステルカラーのよう?これはわたしの感想ですけど(*´ー`)
日本でも最近定着してきた春のイベント、イースター。
イースターにはイースターの色があるの知っていますか?
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カナダではイースターの前になると多くの家が春らしくパステルカラーで飾られます。
もちろんシンボルマークのイースターバニーやイースターエッグも添えられて。
わたしは春らしく柔らかい感じのイースターの色合いが大好きです。
今回はイースターの色とそれぞれの色が持つ意味を探ってみます。もちろんイースターでの赤色が何を意味するのかも!
もくじ
イースターの意味
![church service on Easter Sunday](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2019/04/easter_church.jpg)
イースターとは十字架の上で亡くなったイエス・キリストが3日目に復活したことを祝うキリスト教の「復活祭」のことです。
キリスト教ではイエス・キリストの誕生日であるクリスマスよりも重要な祭日にあたります。
クリスマスよりかなり以前からイースターは大がかりにお祝いされていました。
イースターにはキリスト教信者は教会に行き「復活祭」のお祝いをします。
イースターについて詳しいことはこちらの記事をどうぞ。
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イースターの色とその意味
イースターはキリスト教の行事です。
そのためイースターの色には大事な宗教的な意味が込められています。
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赤
![red tulips in the blue vase](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/tulip-4771509_640.jpg)
イースターでの赤はイエス・キリストの血を表します。イエス・キリストの血は人間に対する愛のために流されました。
そのため赤は、「愛」「苦しみ」「究極の犠牲」「火」「殉教」を意味します。
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春に咲く赤いチューリップはイースターの飾りとしてよく使われます。
白
![](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/easter-lily-1.jpg)
イースターでの白は「潔白」「光」「喜び」「勝利」「栄光」そしてキリスト教徒にとって最高に嬉しいニュースである「イエス・キリストの復活」を意味します。
イースターの時期にはイースター・リリーと呼ばれる白ユリを飾ったり贈ったりする習慣があります。
白ユリは「イエス・キリストの復活」のシンボルだからです。
イエス・キリストが処刑された時にイエス・キリストの流した血と涙が落ちたところから白ユリが育ったという話もあるそうです。
![](/wp-content/uploads/2019/07/smile_150.jpg)
紫
![purple crocus in the field](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/crocus-3229861_640.jpg)
イースターでの紫色はイースターまでの40日間であるレントと深く結びついています。「懺悔」「追悼」「王の尊厳」「宗教上の幸福」を意味します。
キリスト教徒の間でイースターを待つ期間、2020年の場合2月26日(水)〜4月9日(木)をLent (レント)と呼んでいます。
レントの間キリスト教徒は40日間信仰心を試すため自分で決めて何か食べたり、する事を我慢します。
イースターの時期に咲く紫の花ではクロッカスが使われることがあります。パステルカラーの紫がとても可愛らしいです。
ピンク
![Azelea in the field](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/akelei-4236133_640.jpg)
イースターでのピンクは「喜び」「愛」を意味します。
ここでいうピンクはとても淡いパステルカラー。
キリスト教会では、ピンク色の司祭服は年にたった2回着用されるだけです。
- クリスマスをもうすぐ迎える12月第3日曜日(喜びの主日)
- イースターでのレント中の第4回目の日曜日(バラの主日)
パステルカラーのピンク自体が春のシンボル的な色なので、飾りつけはイースターを過ぎてもそのままにしておけます(^^ゝ
この時期に咲くピンク色のお花はサツキ、チューリップなど。
でもイースターにピンクといえば、何といってもピンクの色を付けたイースターエッグが可愛いですね。
緑
![green grass](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/meadow-2184989_640.jpg)
イースターでの緑は「再生」「永遠の命の約束」を意味します。
キリスト教会では、イースターが終わると司祭服の色が緑色に変わるということ。
緑はイエス・キリストの復活を象徴する希望の色。
春になると落葉樹から新しい葉っぱが出て、新緑でまぶしいですよね。芝生も緑の象徴と言われています。
黄色
![yellow daffodils](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/spring-3989464_640.jpg)
イースターでの黄色は「栄光」「勝利」「純粋な喜び」を意味します。
特にこの時期、イエス・キリストの「死」からの復活そのものが「勝利」をあらわしています。
黄色はそして太陽の色!
春に咲く黄色の水仙もイースターの時期のお花として好まれます。
イースターの色とイースターエッグとの関係
![colorful easter eggs in the egg carton](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/colorful_easter_eggs-1.jpg)
![](/wp-content/uploads/2019/07/think_150.jpg)
キリスト教徒にとってイースターエッグは、「イエス・キリストの復活」のシンボル。
正教会や東方正教会ではイースターエッグを赤に染める習慣があります。
もちろん赤はイエス・キリストが十字架の上で流した血の色を表します。
ギリシャ正教と呼ばれることもあるキリスト教の教派の一つ。
固い卵の殻はイエス・キリストの固く閉じられたお墓、卵の殻を割ることはイエス・キリストの「死からの復活」という意味と言われています。
今はカラフルなイースターの色(またはそれ以外の色をつけることもある)をつけるイースターエッグですが、こんな歴史があります。
まとめ
![chocolate Easter bunny](https://myjoyproject.com/wp-content/uploads/2020/02/easter-4137671_640.jpg)
見ていると春色で可愛いイメージのイースターの色。
実は宗教と深くつながりがあるということがわかりました。
キリスト教会での司祭服の色も、イースターの色に関係。
イースターっていうと、かわいいイースターバニーやイースターエッグがすぐ頭に浮かんできます。
でもイースターはすべてが「キリストの死からの復活」に関係しているということがわかりました。
![](/wp-content/uploads/2019/07/normal_150.png)
イースターの色の中では何色が好きですか?赤⁈
イースターの時期に、家にイースターの色のお花を飾ってみるのもいいかも(^^)
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